ハードな添乗員の仕事

添乗員という仕事は、華やかな雰囲気がある一方、給料が安い、仕事がハード、サービス残業が多い、クレームやトラブル対応に追われることも多く、なぜこの仕事を選ぶのかとても疑問に思う人も多いことでしょう。

 

さらに給料は日当制で、ボーナスはなし、社会保険や年金すらも自分で支払わなければならない現実があります。

 

他の業界に比べると離職率も高いですが、それでも添乗員になりたいという人もたくさんいるのです。

 

今回は添乗員を目指す理由とそのメリットについてご紹介していきます。

「旅行が好き!」と活かせる業界

添乗員を目指す理由でもっとも多いのが、「旅行が好き」という理由が挙げられます。

 

しかし実際には一筋縄では行かない現実があり、短期間で辞めてしまう人もいることも事実です。

 

しかし一方で会社のお金で世界中を旅できる、フリータイムにショッピングを楽しめる、世界のグルメを楽しめる、マイレージがたまるのでプライベートではいつもビジネスクラスで旅できるメリットもあります。

 

またお給料だけではちょっぴり手の届かないような超高級ホテル、レストランのフルコースなどを満喫できるメリットもあります。

 

また個人ではなかなか行けないような世界の絶景スポットに選ばれているような観光地に足を運ぶことができたり、季節やエリア限定のオーロラなどの景色を楽しめることもあります。

 

国内に限って言えば、各地の温泉や四季の移ろいを楽しむことができることもメリットの一つです。

 

写真を撮ることが好きな人にとっても、観光地でチャンスがたくさんあることも魅力の一つです。

経験がなくても就職できる!

添乗員になるためには、まずは派遣会社に登録をすることが一般的です。

 

その際には特別に経験は問われないからこそ、年齢、経験などが関係なく就職することができるメリットもあります。

 

その一方で離職率が高いことから、幅広い年代層に募集をかけないとなかなか人材確保が難しいこともその理由の一つと考えられています。

 

そのような観点で考えれば、比較的転職しやすい業界であり、異分野の業界から添乗員を目指したり、業界の近い旅行会社やホテル勤務などの経験を活かして、この業界に来る人もたくさんいます。

英語が活かせる!

国内添乗の場合には必要ないものの、海外添乗の場合は英語が必須となっています。

 

一般的には英検2級レベル、もしくはTOEIC700点ほどあると不自由しないと言われており、ある程度の英会話ができるレベルが必要と言われています。

 

ホテル、レストラン、空港などではもちろん、現地のガイドやドライバーと話す際にも必要となってきます。

 

つまり英語が話せるだけでもかなりこの業界は有利に就職でき、英会話と実務が結びつきやすいことも事実です。

働き方を選べる!

添乗員は派遣が一般的なため、働き方を選ぶことができます。

 

繁忙期だけ添乗員として仕事をすること、平日OL週末は添乗員として働くこと、副業として添乗員として働くことなど、そのスタイルも様々です。

 

確かに派遣ゆえにやや不安定なこともありますが、それを利点と考えて、スケジュールを調整できるメリットに重きをおいている人がいることも事実です。

年齢制限がない!

この業界は体力さえあれば、特別に年齢制限がないため、子育てがひと段落してから就職することもできます。

 

40代や50代で活躍している人も少なくはありません。

 

つまりやる気と体力があれば、自分次第で開拓できることもこの業界ならではといえるでしょう。