バライティ豊かなパッケージツアー

 

募集型企画旅行、いわゆる添乗員付きのパッケージツアーにはそれぞれメリットデメリットがあります。

 

一口にパッケージツアーといっても、激安ツアーから人気の添乗員と行くエレガントなツアーまで、いろいろな人をターゲットとして様々な商品が販売されています。

 

とにかく安さ重視のツアー、食べ放題ツアー、お花見ツアー、ミステリアスツアー、歴史を巡るものまで、様々なツアーがあります。

 

しかし一方で募集型企画旅行ならではの、添乗員の大変さも裏ではたくさんあるのです。

 

今回は敢えてそこに注目して、募集型企画旅行の特徴や、添乗員の仕事についてご紹介していきます。

ハードなスケジュール

パッケージツアーとよばれるものは、とにかくスケジュールがハードなことで知られています。

 

海外の行程となれば、時に現地のガイドやドライバーさえも敬遠するほどタイトなスケジュールが組まれています。

 

それ故に日本のツアーはマナーがよいから好感が持てるけれど、スケジュールがハードで担当したくないという現地のスタッフもいるくらいです。

 

つまりいわゆるパッケージツアーとは、添乗員のメイン仕事である旅程管理の管理能力がもっとも問われる仕事であるといえます。

 

しかし安いツアーは1人の添乗員が40名ほどのツアー客をサポートしなければならず、さらにお手洗い休憩も人数が多ければ多いほど当然時間がかかり、スケジュールがおしてしまうこともあるのです。

 

中には滞在時間が少なくなってしまったことに対するクレームや「○○では必ず夕陽が見たいからそれに間に合うように時間を調整して欲しい」というような、やや利己的な意見を言ってくるツアー客もいるのです。

 

挙句の果てには、アンケートにスケジュールが予定通りに遂行できなかったことに対するクレームも多く、それをやりきれないと感じている添乗員が多く、この業界を離れていく人もいます。

 

価格重視のツアーのデメリット

また今売れる商品は世相を反映してか、安い商品が一般的です。

 

しかし価格重視のツアーは立ち寄りポイントは無料の観光スポットが多いですが、その分利益を上げなければならないため、お土産ショップなどでツアー客が買い物をしてことにとって得られるいわゆる手数料「コミッション」が重要になってきます。

 

そのためお土産ショップに滞在する時間をやや長めにスケジュールに組み込んでいることが多いのです。

 

さらに立ち寄る回数が多いこともあり、それがかえってツアー客から不満となることが多いことも事実です。

 

またホテルの場所は中心部というよりも郊外であったり、ホテルやレストランのクオリティもあまり期待できないことも多いのです。

集団行動を管理する大変さ

また募集型は基本的には知らない者同士が集団行動を一緒にすることから、それ故のトラブルもよく起こります。

 

狭い車内ではマナーやシートを倒すことに対するトラブルも頻繁に起こり、添乗員がその解決を求められることもあり、それを負担に感じている人が多いことも事実です。

 

また集合時間になっても帰ってこないツアー客や迷子なども多いので、それに手間を煩う場面も少なくはありません。

募集型ならではのメリット

また受注型の修学旅行や社員旅行などは、敢えて料金の安いオフシーズンに仕事が入ってくることもあるので、通年を通して比較的コンスタントに仕事がありますが、募集型はそうとも限らず仕事に波があるので、月によって収入が倍以上も違いこともあり得るのです。

 

しかし募集型は色々な会社の商品に添乗できるので、いろいろな温泉、グルメ、ショッピングなどを満喫できるメリットもあります。

 

毎回行先の異なる受注型は事前に勉強していくことが多いから大変と考えている人もおり、添乗員の中には国内の同じ場所を何度も担当する方が慣れているので、気がラクでよいという人がいることも事実です。