長年の感が働く!

旅行会社で長年働いていると、このお客さんは予約をしてくれそうだなとか、他社にも問い合わせをしていそうだな・・・など長年の感が働いてくるものです。

 

もちろん予約をしてくれそうなお客さんの方が、旅行会社のスタッフとしても嬉しいものであり、満席で予約が取りにくい時であってもどうにかして予約がとれるように頑張りたいと思うことも事実です。

 

そこで今回は予約をしてくれそうな人、してくれなさそうな人というテーマでご案内していきます。

コースコードをしっかりと控えてきてくれる人

旅行の商品には必ずコースコードがあります。

 

実はこれは旅行の商品のタイトルよりも重要であり、旅行会社のスタッフは基本的に全てコースコードで空席照会や手配をしています。

 

コースコードで「あのパンフレットのあのコースだ!」とすぐに分かるので、スムーズに調べることができ、時間短縮にもなります。

 

タイトルだけでは類似商品も多いため、誤って判断してしまうこともあり、そのような点においてもコースコードはとても重要です。

 

これらをしっかりと控えてきてくれたり、ホームページをプリントアウトしてきてくれると、きちんと予約をしたい意志があるのだなと感じます。

第二、第三希望のビジョンを持っている人

行きたい商品が満席なことを想定して、第二、第三希望くらいまで候補を決めてきてくれると、しっかりと行きたい意志があるのだなと感じます。

 

特に日程が変更できない場合は、航空会社やホテルなどを変更することによって、旅行に行ける可能性も高まるものです。

 

満席であるならば、「適当に調べてもらえばいいや」という姿勢ではなく、明確なビジョンを持ってきてくれた方が、数ある商品の中からよりお客さんのニーズにマッチした商品を選ぶことができるものです。

他の旅行代理店に問い合わせをすること

日本には何千もの旅行代理店があり、似たような名前があるからこそ、旅行代理店名を間違えてしまうことも確かに致し方ないことでもあります。

 

ただやはり他に問い合わせをしている別の旅行代理店の名前を出されると、とりあえず問い合わせをしているような印象を受けてしまうものです。

 

もちろんよりよい商品を見つけるためには、たくさんの旅行の商品の中からチョイスすることは大切ですが、あくまでも問い合わせする旅行代理店の名称は間違えないようにする心掛けも大切です。

「とりあえず」予約する人

「とりあえず」予約する人は、実はキャンセルされる可能性がとても高いと感じてしまうものです。

 

予約時に「とりあえず」を連発する人は、せっかく請求書などを送付しても、入金期日を守らないところか、何も反応がない人もいるものです。

 

旅行代理店の本音としては、データ入力をして請求書の作成をしても、入金をしてもらえなければ全く利益がないことを意味しています。

 

このような非効率的なことは、できれば避けたいと思っていることも事実です。

 

また予約をしてキャンセルをするというようなことを繰り返している人は、他の旅行代理店にもっと魅力的な商品があり、とりあえずの保険として予約をしている印象を受けます。

 

もちろん選ぶ権利は旅行者にあるものですが、これを悟られないように予約することもマナーの一つであり、それがバレてしまうとやはりなんとなく旅行会社のスタッフのテンションも下がってしまうものです。